NHK きょうの健康 緊張型頭痛 

五十嵐久佳教授の解説。

緊張型頭痛は2000万人の人がかかっていると推定。

緊張型頭痛の特徴は、頭全体の重い痛み・締めつけられるような痛み、動いても痛みが強くならないなど。

 

痛みの原因は頭の側頭筋(そくとうきん)、

首の後頸筋群(こうけいきんぐん)、

背中の僧帽筋(そうぼうきん)、

これらの筋肉のコリ・ハリによって、痛みを感じる神経が刺激されて頭痛がおこると考えられている。

 

緊張型頭痛を起こしやすい人

長時間同じ姿勢・特にうつむきの姿勢が多い。

デスクワークや運転などする人がなり、夕方ごろ、仕事の終わる時間に多いのが特徴。持続時間は30分から1週間ほどと個人差がある。

 

生活習慣で起こることが多い。

① 長時間の同一姿勢

② 悪い姿勢

③ 不適切な枕(自分に合う高さかなど)

④ 運動不足

それプラス強い精神的ストレスがかかると、頭痛が長引く。

 

緊張型頭痛チェック

① 頭の両側に起こる

② 圧迫・締めつけるような痛み

③ がまんできる・仕事や家事などがこなせる

④ 体を動かしても、痛みが悪化しない

上の項目2つ以上と

 

⑤ 頭痛が起きても、吐き気・おう吐はない

⑥ 光か音が気になったとしても、どちらか1つ

⑤と⑥が当てはまる。

 

 自分でできる対策

① 正しい姿勢(スマホのやりすぎも注意。)

② 作業中のこまめな休息

③ 自分に合った枕

④ 首・肩を冷やさない(冷房で寒くなったら、一枚羽織る)

⑤ ぬるめの風呂でゆっくり入る

⑥ 日常的な運動

 

肩の筋肉に触ると痛みが強い場合は、補助的に市販の頭痛薬が効く場合がある。

 

生活習慣の見直しで改善しない場合は、かかりつけの内科医で受診する。

内科以外にも症状によって、神経外来、頭痛外来、心療内科などで受診する。

 

内科で処方されるのは非ステロイド性消炎鎮痛薬で、他の科では、筋しかん薬、抗うつ薬、抗不安薬などが処方される。

 

緊張型頭痛は他にも専門医での受診がすすめられる場合がある。

片頭痛と緊張型頭痛の「合併型」の人で、日によって片頭痛になったり、緊張型頭痛に

なる人と、日常的に緊張型頭痛でたまに片頭痛の人もいる。